【補助金コラム】 地方自治体の「介護ロボット等導入推進支援事業費補助金」のご紹介
- 2022.06.3
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みなさんこんにちは!
本日は介護従事者様の身体的負担の軽減や業務の効率化等による職場定着を図ることを目的に、介護ロボット等の導入経費について一部助成される
補助金をご紹介します。
介護用ロボットとは?
・装着型パワーアシスト
介護者が装着して移乗介護の際の身体的負担を軽減するタイプのものと、要介護者自身が装着して移動を安全にできるようサポートするタイプのものがあります。
介護者が装着することで、ベッドから車いす、車いすから便器の間などの移乗の際の腰の負担を軽減することが可能です。要介護者が装着すると、パワーアシストが立座りや歩行の支
援、転倒の予防をしてくれます。
・歩行アシストカート
高齢者の外出をサポートし、荷物を運搬できるようにするロボット技術を用いた介護機器。手押し車型の機器で、モーターを内蔵することで上り坂では推進し、下り坂ではブレーキをか
けるなどして安全な移動をアシストしてくれます。
・リハビリ補助
高齢者の麻痺部分の手指・足首の動きをサポートすることで効率よく継続したリハビリ訓練をサポートしてくれます。
・自動排せつ処理装置
排せつ物の処理にロボット技術を用いた、設置場所の移動と調整が可能なトイレ。脱臭機能が装備されているため、排せつ物のにおいが室内に広がることなく、居室内にいながら便座に
座って排せつすることが可能です。
・見守りセンサー
認知症の要介護者を見守るロボット技術。検知センサーや外部通信機能を備えた機器を、見守り対象者がいるエリアに設置することで、状況確認や異常がないかを365日24時間いつでも
確認できます。
・入浴支援
要介護者が一人でも入浴できるように、一連の動作を支援するロボット技術。浴室での転倒や溺れてしまうリスクを抑えられますし、介護者・要介護者双方の身体的な負担を軽減するこ
ともできます。
神奈川県 ロボット導入支援補助金
◆概要 様々なロボットが社会に溶け込む「ロボットと共生する社会」を
実現していくため、「さがみロボット産業特区」で商品化したロボットを導入する方への補助
◆補助額 100万円 導入ロボット数最大10台
◆補助率 1/3
栃木県 介護労働環境・処遇改善事業
◆概要 介護職員の負担軽減を図るため、介護ロボットの導入や、
見守り機器の導入に伴う通信環境整備を実施した事業所に対し、経費の一部を助成
◆補助額 最大30万円
◆補助率 1/2
岩手県 介護ロボット等導入支援事業費補助金
◆概要 介護従事者が継続して就労できるよう環境整備を図るため、身体的負担の軽減や業務の効率化に資する介護ロボット又はICT(以下「介護ロボット等」という。)の導入に要する経費について、その一部を補助
◆補助額 最大100万円
◆補助率 1/2または3/4
この様に全国の各地方自治体で公募されています。
ご活用の際はご相談下さい!