【補助金コラム】来年度の補助金もどんどん明るみに!
- 2022.09.5
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こんにちわ!
8月8日のコラムにてhttps://sakugen-win.com/column/20220808/
来年の準備が始まっている事、どんな補助金が出てきそうだということを
つぶやいていますが、さらに8月31日に経済産業省から概算要求資料が公開されました。
https://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2023/index.html
その中で「令和5年度 中小企業・小規模事業者・地域経済関係 概算要求等ポイント」が
ありますが、補助金名や想定予算も表記されています。
【1】コロナ長期化・原材料価格高騰等の危機への対応
【2】創業・事業承継を通じた挑戦・自己変革の推進
【3】成長分野等への挑戦に向けた投資の促進
【4】地域課題解決に向けた取組への支援の拡充等
【5】伴走支援・人材確保支援等
この5項目でまとめています。
その中でも【3】成長分野等への挑戦に向けた投資の促進が、気になる方が多いと思います。
<デジタル化・生産性向上>
・中小企業生産性革命推進事業【2,000.6億円(令和3年度補正)】
設備投資、IT導入、販路開拓等への補助を通じ、中小企業・小規模事業者の生産性向上等に向けた取組を支援。
・・・持続化補助金やIT導入補助金、ものづくり補助金がこの範囲ですね
・事業再構築補助金【7,123.0億円(令和3年度補正+令和4年度予備費)】
新型コロナの影響を大きく受けながらも新分野展開、業態転換等の事業再構築に挑戦する中小企業等を支援。
・・・来年もあるのかと気をもんでいる方が多い補助金ですね
・中小企業投資促進税制の延長
生産性向上に向けた一定の機械装置等の取得等に対する特別償却又は税額控除措置の延長。
・・・設備投資の一括償却に関する部分ですね
又、【4】地域課題解決に向けた取組への支援の拡充等にも
・地方公共団体による小規模事業者支援推進事業【12.9億円(10.9億円)】
地方公共団体と連携し、地域の実情を踏まえた小規模事業者による販路開拓・生産性向上に向けた取組を支援。
・・・地方自治体独自の補助金や、全国版の補助金を採択された事業者向けの上乗せ補助等もこの予算を基に
割り振られますね。
こうやって毎年夏頃から、翌年度の補助金準備がスタートしていきます。
補助金は、計画・申請が通ってから補助事業が出来る順番(事後申請は基本NG)になりますし、
融資なのか自己資金なのか等の予算組も必要になりますので、来年は自社で何を行っていくのか
考えながら、準備・相談してみてください。