CO2削減ポテンシャル診断推進事業補助金とは?

環境省のCO2削減ポテンシャル診断推進事業補助金の詳細は経費削減&補助金コラムでも記載しています。
こちらもご覧ください。
Co2削減ポテンシャル診断推進事業補助金 背景
- 日本は2030年に2013年比で温室効果ガス(GHG)の26%削減を世界に約束しました。
- 企業用の省エネルギー化が急務になっており、その為の補助も手厚くなっています。
GHG削減の目標達成に向けて、中小企業のCO2削減ポテンシャルがどれくらいあるのか?把握し、実態に沿った削減対策を推奨する手段の一つとして、環境省管轄下でCO2削減ポテンシャル診断推進事業が実施されています。
CO2削減ポテンシャル診断推進事業補助金 スケジュール
【応募期限】
① CO2削減ポテンシャル診断補助金:4/26(金)~6/28(金)
※ 2019年度中に低炭素機器導入補助金への応募をご希望の事業者様は5/31(金)。6月以降の応募申請は、低炭素機器導入補助金への応募は来年度以降となります。
② 低炭素機器導入補助金:≪1次公募≫4/26(金)~5/31(金)≪2次公募≫8/1(木)~8/30(金)
STEP.1 CO2削減ポテンシャル診断補助事業
環境省から認定された診断機関が、受診事業所を対象に、工場・ビル・店舗・施設等における設備の電気・ガス・燃料の使用量の計測やデータ解析並びに設備の運用状況などの診断を行います。診断機関は、CO2排出量、エネルギー消費量削減の為に有効と考えられる運用改善や設備導入等の対策を提案するとともに、対策に関する費用・効果等に関する情報をポテンシャル診断結果報告書にまとめて受診事業者に提供します。
※経費削減WIN!は診断機関と業務提携しております。
CO2削減ポテンシャル診断補助金 年度別実施件数

CO2削減ポテンシャル診断補助金 地域別実施件数

CO2削減ポテンシャル診断補助金 6つのメリット

CO2削減ポテンシャル診断補助金 診断結果報告書の活用
ポテンシャル診断は人間で例えるなら「人間ドック」です。事業所全体の電気・ガス・燃料の使用状況を把握する事で、どのような削減対策や該当補助金の申請を行えば良いのか?の指標となります。
また、低炭素機器導入補助金などの設備導入系補助金の応募申請時の参考資料としても活用できるため、補助金獲得がしやすくなる傾向が有ります。

STEP.2 低炭素機器導入補助事業
工場や業務用ビル等の事業所におけるCO2排出抑制の為に、既存機器の運用改善や高効率設備の導入等を促進する必要が有ります。本事業は、環境省のCO2削減ポテンシャル診断事業を実施した事業所を対象に、CO2排出量の削減を目的として、診断結果報告書に基づいた既存機器・設備の改修、または低炭素機器導入に必要な費用の一部を補助金として交付しています。
※補助金対象設備などの詳細はお問合せ下さい
低炭素機器導入補助金 補助金獲得・交付金額
低炭素機器導入補助金 年度別採択件数
年度 | 応募件数 | 採択件数 | 採択率 | |
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H28年度 | 1次応募 | 10 | 7 | 70% |
2次応募 | 101 | 65 | 64% | |
H29年度 | 1次応募 | 62 | 8 | 13% |
2次応募 | 126 | 37 | 29% | |
H30年度 | 1次応募 | 56 | 39 | 70% |
2次応募 | 59 | 56 | 95% |
低炭素機器導入補助金 採択事例【1】
クマガイ特殊鋼株式会社 様 H29年度低炭素機器導入補助金 | |
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業種 | 製造業(鋼板・鋼材の加工) |
住所 | 愛知県名古屋市 |
URL | http://kumagai-steel.co.jp |
設備入替・更新費用 約9,500万円に対して3,000万円の補助金を獲得!

- 1.レーザー切断機の交換CO2削減率 全体:17.70% 単体:73.0%
- 2.電力会社の切替えCO2削減率 全体:24.30% 単体:35.90%
CO2削減率 合計:42.0%
低炭素機器導入補助金 採択事例【2】
有限会社アマノ工業所 様 H30年度低炭素機器導入補助金 | |
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業種 | 製造業(溶接・平面研磨) |
住所 | 愛知県安城市 |
URL | http://www.am-k.jp |
設備入替・更新費用 約4,300万円に対して2,000万円の補助金を獲得!

- 1.マシニングセンター(2台)の交換CO2削減率 全体:1.60% 単体:28.9%
- 2.コンプレッサー(3台)の交換CO2削減率 全体:7.20% 単体:30.0%
- 3.照明のLED化CO2削減率 全体:7.60% 単体:77.2%
- 4.電力会社の切替えCO2削減率 全体:23.20% 単体:46.1%
CO2削減率 合計:16.4%
※H30年度は4が加点式に変更の為、CO2削減率には含まない。
経費削減WIN!が選ばれる3つの理由
- 補助金申請書類の作成から補助金採択後の事業報告までフォロー
- 機器メーカーや販売店ではない為、お客様がご希望の機器で申請が可能!
- 補助金の採択に自信が有るからこその成功報酬!
補助金申請対象と当社への費用について
- STEP1. CO2削減ポテンシャル診断補助金
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- 電気料金が月額30万円以上
- 実質無料(診断費用自体は90万円~110万円)
- STEP2. 低炭素機器導入事業補助金
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- CO2削減率が10%以上
- 成功報酬150万円~200万円(補助金交付金額の10% ※下限150万円)